実は業者によって千差万別。お仏壇の供養や処分は、どのように行われているのか解説します。

更新日:3月7日


仏教の蓮の花

なにかしらの事情で仏壇が不要になったとき、どのように扱うべきかを基本から解説します。昔の常識が時代の流れとともに変容し、現代の状況に合わせて仏壇そのものの価値観やや概念が変わってきています。世代をまたいで受け継がれてきた重要な役割を知ったうえでそうすべきだと自分が思える仏壇の処分を行いましょう。

 

目次

仏壇の供養ってなぜ必要?

供養の方法や在り方に変化が起こってきている

お布施という供養の負担金について

檀家制度に由来する伝統的なスタイル

仏壇処分の新しいスタイル

仏壇処分の事業者の一部には悪徳業者も存在

処分前の供養の行い方

さくらサービス東京が考える正しい姿勢と処理方法


 

仏壇の供養ってなぜ必要?

新しいお墓や仏壇は仏様の魂を入れて始めて手を合わせる対象となります。仏教ではこのように、仏壇やお墓などに「魂を入れる」「魂を抜く」という考えを持っています。「入れる」儀式を「開眼供養」「入魂式」などと言い(一部宗派の違いで呼び名は異なります)、逆に「抜く」儀式を「閉眼供養」「お精根抜き」「抜根式」などと言います。仏壇は購入するときに入魂して納品され、その後動かしたり廃棄するときには必ず魂を抜く儀式が行われ、ご先祖様に対する感謝の気持ちを表すためにも大切なこととされています。


僧侶による供養

供養の方法や考え方に変化が起こってきている

供養を行うのはお寺の住職です。檀家ならまずは菩提寺に相談することになります。住職が仏壇の前で供養を行うことが昔からのスタイルでしたが、今は住職に依頼する手段も供養の場所もやりかたも幾つかあって、供養をしないと仏壇を動かせないという慣わしも薄れてきています。仏壇を動かしてから供養を集合形式で合同で行ったり、位牌も宅急便でお寺に送るようなサービスも存在します。

かかる料金、手間と時間などを解決するために便利なサービスが登場してきていて、正しく理解したうえでどの方法で処分するのが良いことなのかご先祖様に失礼が無いように進めましょう。


お布施という供養の負担金について

自宅にご住職を呼んで来ていただくとお足代やお布施を包まなくはなりません。その謝礼金はお寺によって大きく幅がありますが、説法もありがたいが1円でも安く供養してもらえたら助かりますというかたがいらっしゃるのも現実です。

弊社も仏壇じまい、墓じまい、墓石のクリーニングと、その筋のサービスを提供するに当たり、古くからのシキタリや取り決めが今の時代に合わず負担が大きすぎるのではないかと疑問に思うことが良くあります。閉眼供養のお布施は対象物にもよりますが3万円から10万円というのが相場でしたが、最近では2万円から6万円という幅に近くなってきているようです。もちろん高名な僧侶のありがたい法要はケタが違いますし、ネットでお坊さんを派遣するサービスだと安くお願いできたりします。それでも供養と処分のそれぞれにかかる料金は経済的負担が比較的大きいと感じる方もいらっしゃると思います。


檀家制度に由来する伝統的なスタイル

江戸時代に始まった檀家制度は、お寺をお布施で経済支援することが義務だったそうで、独占的に葬儀や供養を任せることで現在の役所の戸籍管理のような機能がありました。当時の目的に合った管理制度だったわけですが、その流れだとすれば供養の形態やお布施の相場も時代の流れとともに変容しても不思議ではありません。


仏壇処分の新しいスタイル

少子高齢化、核家族化、都市への人口集中化など家族形態が多様化した結果、檀家離れが進み新しい価値観の中でお寺の在り方も変化しています。葬儀や法事などの法要は、決まったお寺でなくても依頼できますし、仏壇の処分に関してもいろいろな選択肢が許容されるようになってきたわけです。不用品回収の業者さんは供養済みなら持っていきますというところが多くて、閉眼供養をすましてから引き取りをお願いすることになりますが、合同供養というスタイルで仏壇の供養と処分をよりリーズナブルにして、次世代への承継が難しくなったお墓や仏壇の処分に悩む方々を支援するサービスが、遺品整理業者や専門業者の「引き取り、供養、処分を一括して行うサービス」です。


仏壇処分の事業者の一部には悪徳業者も

業者さんも供養専門から遺品整理のオプション、処分業者といろいろいらっしゃいます。もちろん仏壇屋さんが一番相談しやすく、スマートに処分してくれる存在です。タテヨコに事業連携していることもありますが、それぞれ供養の仕方と処分のしかたも異なります。不法投棄するような業者さんは問題外ですが、仏壇や遺品を一般ごみと一緒に扱うような業者さんも行政ルールの上では問題無いので、それを避けたいのなら注意が必要です。


処分前の供養の行い方

供養はお坊さんの持ち寺で行い、お焚き上げ供養で焼却処分しつつ魂も炎とともに天に還すというのが理想ですが、大きな仏壇ですと簡単ではありません。

仏壇をお焚き上げしますと謳っているお寺はかなりの山奥でしょうし、都会で行うとしたら環境への配慮からお焚き上げの回数頻度も少なくなると思います。有名なところで言うと東京港区芝公園の浄土宗大本山「増上寺」で「お仏壇お焚上げ供養式」が年に一回行われています。仏壇の一部を外したり削ったりして、そこだけをお焚き上げして供養している業者さんもいます。環境を汚染する問題を併発するので確かに供養しているという点では信仰的にも正しいやり方なのかも知れません。そもそもかなり大型の焼却炉でないと沢山の仏壇を燃やして処分することはできません。


大きなお寺

さくらサービス東京が考える正しい姿勢と処理方法

仏壇の処分も信仰一辺倒では不合理なので、きちんと自前で合同供養したうえで、免許のある運搬業者で事業系一般廃棄物と再利用可能な資源(金属など)に分類してリサイクルを推進してマニュフェストを発行できる処分場に運んで処分している業者さんが現代風に信頼できる仏壇処理事業者だと思います。

弊社は環境への環境への配慮と資源のリサイクルの観点から、さらに分別の精度を高めて再利用を促進できるようにポリシーの実行を推進してまいります。

仏像、位牌、遺影に関しては、その大きさからお寺でお焚き上げ供養して処分することが可能ですので、お預かりしたそれら全てを提携先のお寺にお持ちして住職によるお焚き上げ供養、つまり「魂」と「宿るもの」を宗教に即した形で焼却して処分させていただいております。

仏像

 

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