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捨てられずに置いてある、たくさんの位牌の処分を正しく安く済ませる方法

更新日:2022年6月2日


本来、「安く済ませる」といった表現は罰当たりなのかも知れません。供養は企業サービスではなく信仰としてお金に換えられないものであるはずです。

とはいえ核家族化して経済的に余裕のないところにきて仏壇を引き取り管理してきたものの、子供たち世代に負担をかけたくないと決心した【仏壇じまい】なのに、いざ準備しようととすると適切なやり方がなかなか分からなかったりします。さらに位牌や掛け軸の処分を合わせると「仕舞うための費用」が安くない上に、頼む先によったてかなり提示される料金にバラツキがある、というのが現実です。

大切な先祖や故人を祀ってきたモノの最後をどのように整理すれば良いのか、その対応方法と相場をご紹介して、納得のいく形で「自分で処分できる」ように解説致します。


位牌の写真

 

目次

位牌は捨ててもいいものなのか

位牌の供養の相場

位牌の供養をなるべく経済的に納める方法

位牌の他にも、掛け軸、遺影など、捨て方が分からないものが一杯ある

さくらサービスの取り組み


 


位牌は捨ててもいいものなのか


位牌は燃える材質で大きくてもミカン箱に入る大きさです。モノとしては簡単に廃棄できます。問題はそこに魂が込められており、さらに永年手を合わせる宗教的対象であったことから、粗末に扱うことはできないということです。

仏壇も掛け軸も位牌も、モノを拝む対象にするために読教による法要によって魂を込めたましたが、逆にモノから魂を抜いて先祖代々の仲間入りをして頂くことが流れであり、その結果魂の入れ物だった仏像も掛け軸も位牌もモノに返ることになり、それを廃棄するのは一般のモノと何ら変わらない、というのが複数のお坊さんの見解でした。

入れ物の置き場所とされる仏壇に関しても、長年拝まれ続けた結果、魂が宿ってしまうので位牌と同様に魂抜きを行うべきだという方もいらっしゃったりして、最後にどう気持ちの整理をつけるのかは個人の見解にもよるというのが結論です。

魂を抜く儀式がきちんとできれば、モノとして廃棄することは罰当たりなことではないし、それによってどのように「気持ちの整理がつくのかも大切」というのが正論のようです。


お坊さんのイラスト

位牌の供養の相場


料金のお話すると、供養するのに5000円~2万円かかります。これはお坊さんに払うお布施の相場です。複数のお寺に聞いたところ5,000円、10,000円、それ以上と金額はバラバラで幅も大きかったです。ほとんどが「お寺にお持ちください」とのことでした。

人形や遺影は3~5千円で供養してくれるのですが、やはり位牌は特別なことがあるようでどこのお寺も位牌はべつの扱いなのでお布施も少し高めに頂きますといわれます。

さらに供養にも通常は2段階あって、合同の魂抜きの供養とお焚き上げ供養という内容で、合同供養をしてから別の場所に運んでお焚き上げ供養という燃やして灰にする儀式を行います。

この儀式をお寺がどこまで丁寧に行っているかは、それぞれなのでしょうが、このやりかたや設備によっても料金に違いが出るのだと思われます。


お布施のイメージ


位牌の供養をなるべく経済的に納める方法


供養を安く行っているお寺さんにお願いするのが良いという結論になります。供養法要の取り仕切りはお坊さん以外には頼めませんから、業者を値切っても企業努力では収まりません。お布施を低く抑えているお寺さんも沢山集められると供養もたいへんになるばかりなので積極的には広報していないお寺が殆どです。弊社の提携先も、場所やお寺を特定されないようにおねがいしますと言われています。

このようなお寺さんを複数提携して供養を無理なく丁寧に行っていただいていることで弊社は位牌の供養サービスを安く行えております。

その他、仏壇仏具店が供養を手配してくれるところがあります。これは本業の仏壇の販売の他にサービスとして受け付けていますというもので、当然お坊さんのネットワークも広くお持ちなので処分の対応ができるのだと思います。ただし仏壇購入のお客様に限ります、と顧客にだけのサービスであることも多いですし、そもそも大手の仏壇店になると「お寺さんにご相談ください、こちらでは一切対応していません」とお断りされるケースも多いです。お寺との関係からかドライなスタンスです。


お寺でお経を唱える僧侶


位牌の他にも、掛け軸、遺影など、捨て方が分からないものが一杯ある


掛け軸、仏像は位牌とおなじ扱いで、お布施も高い傾向です。これらはなるべく箱にまとめて処分を受け付けてもらえて、お位牌を別にカウントせずに料金設定してくれて、山奥でそれほど数が集まらないようなところが丁寧に行ってくれると思います。

遺影は額から外せばかさ張らないので、他に供養するものがなければ、小さな包みの郵送で受け付けてもらえる業者さんに送るのが一番安心して安く処分してもらえる方法です。


ダンボールに詰めた仏具



さくらサービスの取り組み


弊社は料金の分かりにくさを解消したいと思っています。

お布施というそもそも相場感がなく幅が広い基本コストがあって仏壇、位牌などの処分の料金が決まっていることはお伝えしましたが、反映してサービス料金も基準化できずにそれぞれの商品と料金体系で沢山のプレイヤーがひしめいています。

試しに位牌処分とネットで検索してみてください。お焚き上げします、といった内容のお寺や業者が連なっているのですが、位牌の供養と処分の料金が見たいのに一体いくらが安くて高いのか全く全容が分かりません。極端なことを言うと、ビジネスなのかボランティアなのかも不明な価格分布です。

時間をかけて調べていくと、郵送受付で割安な供養専門のサイトが出てきます。

弊社の100cmダンボールに詰め放題5千円は、これらに比較しても非常にリーズナブルで安過ぎず高過ぎず、供養もきちんと行うための費用としては納得感があるものと自負しております。


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シニアに納得感のあるイメージ
 


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