たくさんの位牌はどうする?残す・まとめる・供養して整理する方法を解説
更新日:9月10日

実家の仏壇を整理していると、
「古い位牌がたくさん出てきた」
「誰の位牌なのか分からないものまで残っている」
「捨てることには抵抗があるけれど、全部を子どもに引き継がせることもできない」
という問題が起こることがあります。
特に、何世代にもわたって仏壇を守ってきたご家庭では、両親や祖父母だけでなく、さらに前の世代の位牌が何柱も残っていることがあります。
このような場合、すべてをそのまま残すか、すべて処分するかの二択で考える必要はありません。
まず現在ある位牌を確認し、
①これからも手元で供養する位牌
②一つにまとめて供養を続ける位牌
③供養を行って役目を終えていただく位牌
というように、今後の扱いを考えていく方法があります。
この記事では、実家などにたくさん残された位牌を、どのような順番で整理すればよいのかを解説します。
なぜ実家にはたくさんの位牌が残っているのか
仏壇には、家族が亡くなるたびに新しい位牌が加わり、何世代にもわたってそのまま祀られていることがあります。
親の世代までは一柱ずつ誰の位牌なのか分かっていても、子どもの世代になると、
「名前を見ても誰なのか分からない」
「何回忌まで終わっているのか分からない」
「親に聞いておけばよかった」
ということも起こります。
また、親が亡くなった後や実家を整理する段階になって、初めて仏壇の中に多くの位牌があることに気づくケースもあります。
大切なのは、分からない位牌があるからといって、慌てて処分を決めないことです。
まず、現在ある位牌を一度確認する
たくさんの位牌がある場合には、まず仏壇から一柱ずつ確認してみましょう。
戒名や法名、俗名、没年月日など、分かる範囲で確認します。
親族に聞けるのであれば、「誰の位牌なのか」「今後も個別に供養したい位牌なのか」を確認しておくと判断しやすくなります。
菩提寺がある場合には、寺院に相談する方法もあります。
すべての位牌について完全に分からなくても構いません。
まずは、現在どのくらいの位牌があり、これから誰が供養を続けるのかを考えることが第一歩です。
たくさんの位牌には3つの考え方があります
①そのまま残して供養を続ける
現在の仏壇に十分なスペースがあり、ご家族が今後も供養を続けられるのであれば、そのまま残す方法があります。
無理に整理する必要はありません。
② 位牌をまとめて供養を続ける
個別の位牌をすべて残すことは難しくても、位牌の数を整理しながら、今後もご先祖の供養を続けたいという方もいます。
この場合には、先祖代々の位牌へまとめる方法や、回出位牌(繰出位牌)などを利用する方法があります。
新しい位牌へまとめる場合には、古い位牌を供養して整理するとともに、新しく用意した位牌に開眼供養を行う方法があります。
さくらサービス東京では、古い位牌の閉眼供養・お焚き上げだけでなく、新しく用意した先祖代々位牌などへの開眼供養にも対応しています。
位牌をまとめる具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
また、開眼供養の意味や必要性、「行わない場合はどう考えればよいのか」については、開眼供養の総合記事で詳しく解説しています。
③供養を行って位牌を整理する
今後、位牌を引き継ぐ人がいない場合や、自分の代で供養に一区切りをつけたい場合には、僧侶による供養を行ったうえで位牌を整理する方法があります。
位牌の供養では「閉眼供養」「魂抜き」「お性根抜き」などの言葉が使われることがありますが、呼び方や考え方は宗派・寺院によって異なります。
菩提寺がある場合には、まず相談するとよいでしょう。
菩提寺がない場合や遠方の場合には、位牌の供養を扱う寺院や専門事業者へ相談する方法もあります。
誰の位牌か分からない場合はどうする?
古い位牌の中には、家族に聞いても誰のものか分からないものが残っていることがあります。
だからといって、自分だけで判断してすぐに廃棄する必要はありません。
分かる範囲で確認したうえで、菩提寺や供養を扱う専門家へ相談することができます。
「誰の位牌か分からないけれど、長く仏壇に祀られてきたので丁寧に整理したい」
という考え方で問題ありません。
「捨てられないから置いておく」を次世代まで続けない
位牌についてご相談を受ける中で難しいのが、「捨てることはできないので、とりあえず置いてある」という状態です。
もちろん、急いで結論を出す必要はありません。
しかし、その状態が何年も続けば、次の世代はさらに事情が分からなくなります。
自分には分かっている位牌でも、子どもや孫の代では、「これは誰の位牌なのだろう」「どうしたらいいのだろう」という問題になる可能性があります。
だからこそ、自分が判断できるうちに、残す・まとめる・供養して整理する、という今後の方針を決めておくことには意味があります。
位牌を整理することと、ご先祖を大切にすることは矛盾しません
位牌を手放すことについて、「ご先祖を粗末にしてしまうのではないか」「自分の代で終わらせてよいのだろうか」と悩む方もいらっしゃいます。
しかし、家族構成や住環境、宗教との関わり方は世代によって変化します。
大きな仏壇と多くの位牌をそのまま次世代へ引き継ぐことが、すべての家庭で可能とは限りません。
今後も残したいものは残し、まとめられるものはまとめ、引き継ぐことが難しいものについては供養を行って区切りをつける。
現在の家族が無理なく続けられる供養の形へ整えることも、一つの考え方です。
相続でたくさんの位牌を引き継いだ場合
親が亡くなった後に実家の仏壇・位牌を引き継いだ場合には、「通常の相続財産」と「仏壇・位牌」を分けて考える必要があります。
仏壇や位牌などは祭祀財産として扱われます。
祭祀財産とは何か、誰が祭祀承継者になるのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>> 祭祀財産とは?仏壇・位牌の祭祀承継者と相続・処分方法を解説
さくらサービス東京では位牌1柱から郵送で供養できます
菩提寺がない、遠方に住んでいる、どこへ相談すればよいか分からないといった場合には、郵送で位牌の供養を依頼する方法もあります。
さくらサービス東京では、全国から位牌1柱5,500円(税込)で郵送による供養を承っています。
お送りいただいた位牌は、提携寺院の僧侶による閉眼供養を行ったうえで、お焚き上げしています。
1柱だけでなく、実家の整理などで複数の位牌が残っている場合についてもご相談いただけます。
実際の位牌供養をご覧いただけます
さくらサービス東京では、実際に行った位牌・仏壇の供養の様子を写真で記録しています。
供養後にはご案内をお送りし、実際の供養の様子をご確認いただける仕組みを整えています。
まとめ|たくさんの位牌は「残す・まとめる・供養して整理する」で考える
実家にたくさんの位牌が残っている場合でも、すべてを残すか、すべて処分するかの二択で考える必要はありません。
まず現在ある位牌を確認し、残して供養を続けるもの、一つにまとめて供養を続けるもの
供養を行って役目を終えていただくもの、というように、今後の家族に合った形を考えることができます。
位牌をまとめて今後も供養を続けたい場合には、先祖代々位牌や回出位牌などの方法があります。
一方、今後引き継ぐことが難しい位牌については、寺院や専門事業者へ相談し、供養を行ったうえで丁寧に整理する方法があります。
「捨てられないから、そのまま次の世代へ残す」のではなく、自分が判断できるうちに今後の供養の形を決めることが大切です。
さくらサービス東京では、1柱から複数の位牌まで全国から郵送で供養を承っています。







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