位牌の魂入れ・開眼供養とは?意味・必要性・費用・流れを分かりやすく解説
- Shinji Iwata

- 3月31日
- 読了時間: 3分
更新日:4月4日
開眼供養(魂慰霊)とは何か
開眼供養(かいげんくよう)とは、仏像や位牌に「魂を入れる」ための儀式です。別名で「入魂供養(にゅうこんくよう)」とも呼ばれます。
新しく位牌や仏壇を用意した際に、単なる“物”から“ご先祖様の依り代”として扱うために行われる大切な法要です。

開眼供養が必要な場面
以下のようなタイミングで行われます。
新しく位牌を作ったとき
仏壇を購入・買い替えしたとき
本位牌を作成したとき(四十九日後など)
お墓や仏像を新しく建立したとき
特に「白木位牌 → 本位牌」に切り替わるタイミングでは、ほぼ必須と考えられています。
開眼供養をしないとどうなる?
結論から言うと、「絶対にしなければならない」という法律的義務はありません。
ただし、信仰としての概念では
『魂が宿っていない状態』
『ただの物として扱われる状態』
とされるため、多くの方が「きちんと供養しておきたい」と考えます。
実は、開眼供養は 選択ではなく前提です。寺院の僧侶による読経を経て、礼拝対象として整えられることで、位牌は初めてその役割を持つからです。(※異なる概念を持つ宗派も一部あります。お位牌を持たず魂が宿るという考え方もしませんが、成仏に向かう思想は同じです)
特に最近は
無宗教だけど気持ちとしてやっておきたい
親世代への配慮としてきちんとしたい
という理由での開眼供養(入魂)の依頼が増えています。
開眼供養の流れ
一般的な流れは以下の通りです。所要時間は20〜40分程度が目安です。
① 僧侶による読経
② 位牌・仏壇への開眼(魂入れ)
③ 焼香
お香を焚いてご先祖様や仏様に敬意を表す作法です。
香りには「心身を清める」という意味があり、手を合わせて祈ることで、ご供養の気持ちを伝える大切な時間となります。
※郵送供養の場合は、僧侶が責任をもって焼香を執り行いますのでご安心ください。
④ 回向(えこう)
供養によって得られた功徳(くどく)を、故人やご先祖様へ向けて届けることを指します。読経や焼香によって積まれた善い行いを、「どうか安らかでありますように」と願いを込めて手向ける、供養の締めくくりの儀式です。
開眼供養においては、単に魂を入れるだけでなく、故人への感謝や祈りを形にする大切な工程となります。
費用の相場
開眼供養の費用は地域や寺院によって異なりますが、目安は以下です。
寺院へ依頼:3万円〜5万円程度
自宅出張の場合:+お車代など
郵送供養サービス:2万円前後〜
最近は、郵送で完結できるサービスを選ばれる方も増えています。
→参照サービス さくらサービス東京 開眼供養の郵送受付
開眼供養と閉眼供養の違い
混同されやすいポイントです。
開眼供養:魂を入れる
閉眼供養:魂を抜く(お焚き上げ前など)
セットで行うケースも多く、「古い位牌 → 閉眼供養 → 新しい位牌 → 開眼供養」という流れが一般的です。つまり魂を移し換える儀式です。
よくある質問
Q. 宗派が分からなくても大丈夫?
問題ありません。多くの寺院で対応可能です。同様に宗派が異なる場合でも対応することが一般化しています。
Q. 立ち会いは必要ですか?
必須ではありません。郵送供養でも対応できます。
Q. 写真や証明はもらえますか?
寺院やサービスによっては、供養証明書や写真の発行があります。






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