昭和22年(1947年)に「大森区」と「蒲田区」が合併してできたことから面積が61.86平方キロメートルもあって23区内で一番広いです。そこに401,961世帯(2022年12月現在)が暮らしています。
海と川に臨み、武蔵野台地の先端に位置していることから、昔から人が住みやすく、交通の要路もあったため、昔ながらの情緒あふれる街並みがたくさん残っている街で、区内には大森貝塚、多摩川台古墳群、池上本門寺五重塔など多くの史跡が点在します。
大田区のように古くからの地主さんや先祖代々この土地に住んでいるというような方が多いところでは比較的仏壇が大きくて重いことが多いです。
そんな仏壇ですが、子供たちは結婚してマンションに移り住んでいて引き継がせるわけにはいかないし、自分達もいつまでも元気ではいられず何かあったら管理はどうしたらいいのかなどと先のことで悩まれているかたも多いです。
老人ホームに入居すれば身の回りのことは見て頂けて子供にも迷惑をかけずにいいと思うのですが、とりわけ仏壇に関してはホーム内に運び込むわけにもいかず、処分したり小さいものに買い替えたりされるかたが年々増えてきています。
大田区の仏壇の処分について
仏壇の中の礼拝対象物の閉眼供養が終わっていれば大田区の行政の粗大ゴミ収集サービスで引き取ってもらうことは可能です。
或いはきちんとお祓いの供養は行って、礼拝対象の安置場所としての役目を終えた大切なモノとして処分する専門業者に任せる方法もあります。(後記)
大田区ホームページの粗大ゴミの引き取り品の品目を見ると箱ものの項目の中に仏壇が明記されています。サイズがどこに該当するかを見て頂ければ料金は決まります。
品目>箱ものの項目
・箱物家具(高さと幅の合計135cm未満)手数料300円
・箱物家具(高さと幅の合計180cm未満)手数料800円
・箱物家具(高さと幅の合計270cm未満)手数料1,200円 230cmを超は、収集不可。
・箱物家具(高さと幅の合計360cm未満)手数料2,000円 230cmを超は、収集不可。
・箱物家具(高さと幅の合計360cm以上)手数料2,800円 230cmを超は、収集不可。※230cmを超えるものは業者をお知らせしますので管轄の清掃事務所にお尋ね下さい。
※(参照2022年12月現在)
となっていて、手数料は金額分の粗大ゴミ券をコンビニ等で購入し、廃棄する日の仏壇の見えるところの貼りつける仕組みです。廃棄のみでしたら非常にお安い金額で処分可能です。
但し指定の場所に指定に日と時間に自分で運ばなければならないという問題は有ります。
これらの引き取り条件は変更される可能性がありますのでお電話で予約されるときに確認してみてください。
お電話での申込先は
大田区粗大ゴミ受付センター 03-5465-5300
受け付け時間 8時~19時 (12月29日~1月3日及び保守点検除く)
粗大ゴミのネット申込ページ
大田区清掃事業課への直接のお問い合わせ
☏でのお問い合わせ
大森清掃事務所:大田区中央二丁目3番6号 電話:03-3774-3811 FAX :03-3775-6028 蒲田清掃事務所(調布地区):大田区下丸子二丁目33番1号 電話:03-6459-8201 FAX :03-6459-8597 蒲田清掃事務所(蒲田地区):大田区下丸子二丁目33番5号 電話:03-6451-9535 FAX :03-6451-9623 清掃事業課 電話:03-5744-1628 FAX :03-5744-1550
大田区ホームページ
専門業者に依頼して仏壇を処分する方法
粗大ゴミで処分するのは気が引ける。供養の対象が安置してあった大切な場所なのだから捨てるのではなく丁寧に感謝を込めて供養も行って処分したいと考える方も多いと思います。
仏壇は礼拝対象をお祀りする大切な場合ですので杜撰な扱いは避けてお祓いをして処分するのが良いとされます。
仏壇を供養しないで捨てたりして罰が当たったら困る!ということなのでしょう。
身内に何かあったときに、仏壇のせいか?などと後悔することがないようにできることはやっておいたほうが気が休まります。
仮に位牌やご本尊が入っていなくても供養を行うことはできますので、ご先祖様の祀られていたところのご供養を行うことで自分達の心も落ち着きますしお薦めです。
仏壇の供養は専門業者でできるのか?
仏壇供養を専門に扱っている業者は、宗教法人と提携し、供養を定期的に行ってもらえるような仕組みになっていることが多いです。
お寺の檀家であれば、お寺に供養を依頼することができます。昨今では檀家さんの数も減る一方で檀家でなくても供養を受けて頂けるお寺が増えてきました。宗派でのこだわりも昔ほど強くありませんでの近くにお寺がある場合は気軽にご相談されてもよろしいかと思います。
しかし運搬から供養まで一括で受けて頂けるお寺さんは少ないでしょうから、専門業者がお寺と提携し回収から供養、処分まで一括して行っていると面倒なく確実に、しかも安心して任せられるので便利です。
行政サービスの処分が安価でも供養に5万円かかるなら仏壇引き取り供養の専門業者のほうがトータルで安く、なにより利便性が高く合理的です。
お寺の場合は供養とともに処分も依頼する場合は処分費用が別にかかる場合が多いです。運搬料金や処分の料金は供養のお布施とは別にきちんと打合せしてください。
檀家になっているお寺が無い、即ち菩提寺がない、または分からないといった場合は供養処分を一括して行うことができる専門業者のご利用をお勧めします。
自宅へお坊さんを手配することもできますし個別の供養か合同の供養かを選ぶことも可能です。僧侶による閉眼供養を行って廃棄処分する場合は、行政サービスに処分をお願いするよりも総合的に安くなる場合がほとんどです。
もちろん位牌や仏像、掛け軸、遺影などもお焚き上げ供養してくれて業者の場合は数千円~1万円が相場です。
専門業者に引き取ってもらって合同供養で処分するほうが一括で全て任せられるので便利です。供養や処分の方法については是非親族で話し合ってご検討下さい。
東京23区でしたら以下の業者がすぐに対応してくれます。
大田区の仏壇の引き取り供養処分を一括して頼める業者 さくらサービス東京
仏壇の3辺を採寸し☏で伝えればその場でお見積りしてくれます。あとは引き取り日程を決めるだけ。お寺のお住職が供養しているので安心です。神棚も取り扱っています。
供養証明が必要な場合はお寺が有償で発行してくれます。
【料金】
仏壇の高さ
60cm迄20,000円(税込)
100cm迄25,000円(税込)
140cm迄30,000円(税込)
180cm迄35,000円(税込)
※幅70cm以上1万円追加 ※幅80㎝以上1.5万円追加 ※幅90cm以上2万円追加
お焚き上げ供養品 1点4千円(税込)
神棚は幅60cmまでなら10,000円、それ以上は15,000円(税込)です。
是非、お問い合わせくださいませ。
Comments