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仏壇じまいの費用相場はどれぐらい?費用の内訳や注意点について解説!

更新日:8月16日


「実家を継ぐ人がいない」「引っ越し先に置く場所がない」など、様々な理由で仏壇じまいを検討する方が増えています。しかし、いざ進めようとすると「費用はいくらかかるのか」「どんな手順で進めれば良いのか」など、不安な点も多いのではないでしょうか。


本記事では、仏壇じまいの費用相場やその内訳など網羅的に解説します。後悔なく、そして円満に仏壇じまいを進めるため、ぜひ参考にしてください。


仏壇処分にかかる費用について相談する様子


仏壇じまいとは?

仏壇じまいとは、様々な事情から自宅にある仏壇を処分し、供養の形を終える、あるいは変更するための一連の手続きを指します。近年、仏壇を継承する人がいない、引っ越しで置く場所がなくなるなどの理由で、仏壇じまいを選択する家庭が増えています。



仏壇処分の費用相場と内訳

仏壇じまいにかかる費用の総額は、依頼先や仏壇の大きさによって変動しますが、一般的には3万円から10万円程度が相場とされています。[中優1] この費用は、いくつかの要素に分解できます。


費用の総額は3万円~10万円が目安

仏壇じまいを業者に依頼した場合、閉眼供養から処分までを含めて、おおよそ3万円から10万円の費用がかかるのが一般的です。もちろん、これはあくまで目安であり、仏壇の大きさや処分方法、依頼するお寺や業者によって金額は前後します。想定外の出費を避けるためにも、事前に見積もりを取り、内訳をしっかりと確認することが重要です。


【内訳1】閉眼供養(魂抜き)のお布施

仏壇じまいを行う上で、必ず必要になるのが「閉眼供養(へいがんくよう)」または「お性根抜き(おしょうねぬき)」と呼ばれる儀式です。これは、仏壇に宿っているとされるご先祖様の魂を抜き、単なる「物」に戻すための大切な供養です。この儀式を執り行う僧侶にお渡しするお布施の相場は、1万円から5万円程度とされています。[中優2] ただし、お寺との付き合いの深さや地域によっても異なるため、直接お寺に相談してみるのが良いでしょう。


【内訳2】仏壇・仏具の処分費用

閉眼供養を終えた仏壇は、専門の業者や仏具店、自治体などを通じて処分します。処分費用は、仏壇の大きさや材質、処分方法によって大きく異なります。専門業者に依頼する場合、運搬費を含めて2万円から8万円程度が相場です。位牌や仏具の処分を別途依頼する場合は、追加で費用がかかることもあります。


処分方法

費用相場

専門業者

20,000円~80,000円

仏具店

20,000円~80,000円

菩提寺

30,000円~100,000円

自治体

数百円~3,000円



この記事を読むことで、跡継ぎがいない仏壇や位牌の処分の仕方が把握できます。その知識をもとに処分を進めれば、ご先祖様を悲しませることなく適切な方法で仏壇や位牌,仏具を処分できます



【内訳3】その他(お車代など)

僧侶に自宅まで出張していただいて閉眼供養を行う場合は、お布施とは別に「お車代」として5,000円から1万円程度を包むのが一般的です。また、遠方の業者に依頼した場合は、出張費が別途かかることもあります。これらの費用も念頭に置いておきましょう。

東京の仏壇供養専門会社「さくらサービス東京」では高さと幅で料金設定を行い、供養の料金が含まれておりますので明朗で良心的なご案内となります。


地域別の費用相場

仏壇処分の費用は、地域によっても大きく異なります。都市部では人件費や運搬費が高くなる傾向があり、その分処分費用も高くなることが一般的です。東京や大阪などの大都市圏では、仏壇処分の費用が30,000円から80,000円程度になることが多いです。さらに供養の料金がオプションで加算されることもあります。

一方、地方に行けば行くほど費用が安くなる傾向があります。交通費や人件費が低いため、全体的な費用が抑えられます。例えば、東北地方や四国地方では、仏壇処分の総費用が20,000円から50,000円程度となることが多いです。さらに、小さな町や村などの地域では、地元の寺院やリサイクル施設と直接相談し、より低コストで処分することも可能です。


このように、地域別の費用相場を把握することで、無駄な出費を避け、適切な処分方法を選ぶことができます。特に、引っ越しや実家の整理などで仏壇を処分する場合、地域の相場を事前に調査し最適なプランを立てることが重要です。


仏壇処分の費用は、手数料や処分費用、さらに地域によって大きく異なります。そのため、正確な見積もりを取ることと、複数の方法や業者を比較することが重要です。

この記事を参考に、納得のいく仏壇処分ができるよう、しっかりと計画を立ててください。



仏壇じまいの具体的な手順

仏壇じまいをスムーズに進めるためには、事前の準備と段取りが重要です。ここでは、一般的な仏壇じまいの流れを5つのステップに分けて解説します。



手順1:家族・親族と相談する

最も重要なのが、家族や親族への事前相談です。仏壇は故人や先祖を祀る大切なものであり、あなた一人の判断で処分を進めてしまうと、後々トラブルに発展しかねません。「なぜ仏壇じまいをするのか」という理由を丁寧に説明し、処分後の供養方法についても話し合い、全員の理解と合意を得てから進めるようにしましょう。


手順2:依頼先を探し、見積もりを取る

親族の合意が得られたら、次は仏壇じまいを依頼する業者を探します。菩提寺、仏具店、専門業者など、複数の選択肢があります。それぞれのサービス内容や費用を比較するため、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。その際、見積もりに含まれるサービス内容(閉眼供養、運搬、処分など)を細かく確認することが、追加料金などのトラブルを防ぐポイントです。


手順3:閉眼供養(魂抜き)を執り行う

依頼先が決まったら、閉眼供養の日程を調整します。菩提寺の僧侶や、業者が手配した僧侶に自宅に来ていただき、仏壇の前で読経供養を執り行います。この儀式をもって、仏壇は信仰の対象から単なる「物」となります。


手順4:仏壇・仏具を処分する

閉眼供養が終わったら、いよいよ仏壇本体の処分です。業者が仏壇を搬出し、適切に処分します。仏壇の中にある位牌やご本尊、仏具なども、事前に取り出して処分方法を決めておく必要があります。業者によっては、仏壇と合わせて供養・処分してくれる場合もあります。




手順5:処分後の供養方法を検討する

仏壇を処分した後、ご先祖様の位牌などをどのように供養していくかを決めておく必要があります。新しいコンパクトな仏壇に買い替える、お寺に永代供養を依頼する、あるいは手元供養という形で自宅供養を続けるなど、様々な選択肢があります。自分たちのライフスタイルに合った、無理のない供養の形を見つけることが大切です。



仏壇じまいの注意点

仏壇じまいは、やり直しがきかない重要な儀式です。後で「こうすればよかった」と後悔しないために、いくつか注意すべき点があります。


必ず閉眼供養(魂抜き)を行う

繰り返しになりますが、仏壇を処分する前には必ず「閉眼供養(魂抜き)」を行ってください。これを怠ることは、ご先祖様に対して大変失礼にあたります。単なる物に戻すための儀式として、また、これまでの感謝を伝える機会として、必ず執り行いましょう。


仏壇の中身を確認する

仏壇の引き出しの中には、現金や預金通帳、権利書といった貴重品や、故人の大切な思い出の品がしまわれていることがあります。業者に引き渡す前には、必ず仏壇の隅々まで確認し、誤って貴重品を処分してしまわないように注意しましょう。


親族への事前相談を丁寧に行う

仏壇じまいで最も多いトラブルが、親族との意見の相違です。特に、年配の親戚の中には、仏壇を処分することに強い抵抗感を持つ方もいます。事を進める前に、必ず関係する親族に相談し、なぜ仏壇じまいが必要なのか、処分後はどのように供養していくのかを丁寧に説明し、理解を得ることが円満な解決への鍵となります。



まとめ

仏壇の処分は、単なる物理的な作業ではなく、心の整理や供養の一環としても重要です。自分の状況や要望に合った方法を選び、大切な仏壇を適切に処理しましょう。


費用相場や手順、注意点をしっかりと理解し、家族や親族とよく話し合った上で、後悔のない仏壇じまいを進めてください。この記事が、その一助となれば幸いです。


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