位牌を小さくしたい時の正しい作り替え手順と費用!又、たくさんのお位牌のまとめ方も解説
- Shinji Iwata

- 4 日前
- 読了時間: 12分
「位牌が大きすぎて現代のコンパクトな仏壇に入らない」「マンションへの引っ越しを機に位牌を小さくしたい」「位牌が増えて仏壇に入らない」とお悩みではないでしょうか。親から立派な位牌を受け継いだものの、生活環境の変化によって置き場所に困ってしまう方は少なくありません。
この記事では、位牌を小さく作り替えるための解決策や複数の位牌のまとめ方、必要な供養の手順について分かりやすく解説します。さらに、作り替えにかかる費用相場や、新しいサイズを選ぶ際のマナーについても解説します。読み終わると、ご自身の生活に合った位牌の見直し方が分かり、安心して供養を続ける準備が整うはずです。まずは、位牌を小さくするあるいは数を纏めるための具体的な方法から一緒に見ていきましょう。
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位牌を小さくする、あるいは少なくする4つの解決策
仏壇の買い替えや引っ越しに伴い、位牌を小さくしたいと考える方は増えています。位牌のサイズを見直すには、主に4つの解決策が存在するのをご存知でしょうか。ご自身の状況や、お祀りしている位牌の数に合わせて最適な方法を選ぶことが大切になります。どのような選択肢があるのか、それぞれの特徴を表にまとめました。
解決策の種類 | 具体的な方法 | 適している状況 |
新しい位牌への買い替え | 今の位牌と同じ形で小さいサイズを作る | 1名分の位牌を小さくしたい場合 |
夫婦位牌の作成 | 夫婦2名分の戒名を1つの位牌に彫る | 両親など夫婦の位牌が2つある場合 |
繰り出し位牌への変更 | 複数名の札を1つの繰り出し位牌に収納する | 位牌が複数ある場合 |
先祖位牌にまとめる | 先祖位牌を作り、魂を移動する | 位牌が複数ある場合 |
このように、単にサイズを小さくするだけでなく、複数の位牌を一つにまとめることで省スペース化を図る方法もあります。それぞれの解決策について、詳しく確認していきましょう。
小さいサイズの新しい位牌に買い替える
一つ目の方法は、現在お祀りしている位牌より小さいサイズの新しい位牌へ買い替えることです。すでにご先祖様の位牌がある場合は、今ある位牌と同程度か、少し小さいサイズを選ぶとよいでしょう。リビングに合う現代的な都市型仏壇もありますが、位牌は同じ寸でも種類によって総高さが異なるため、札寸と総高さの両方を確認して選ぶのが適切です。
夫婦位牌として2名分を1つの位牌にする
二つ目の方法は、両親などの位牌が別々に存在する場合に、夫婦位牌として一つにまとめることです。夫婦位牌とは、夫婦の戒名・法名や俗名を並べて一本の位牌に記すものです。向かって右に夫、左に妻を入れます。
どちらか一方が亡くなった時点で夫婦位牌を選ぶ場合もあれば、すでに2本ある位牌を1本にまとめる場合もあります。ただし、既存の位牌を夫婦位牌に作り替える際は、古い位牌の魂抜きと新しい位牌の魂入れが必要とされるため、寺院や仏壇店に確認して進めるのが適切です。
繰り出し位牌や先祖位牌として複数名をまとめる
三つ目と四つ目の方法は、位牌がたくさんあって仏壇に入りきらない場合に、繰り出し位牌(くりだしいはい)や先祖位牌にまとめるというものです。繰り出し位牌とは、箱状になった位牌の中に、ご先祖様の戒名を書いた札を何枚も収納できるタイプのものを指します。通常は表の札には「先祖代々之霊位」として家の名前を刻み、命日になるとそのご先祖様の札を一番前に出して法事を行う仕組みになっており、限られたスペースで多くの方の戒名を示してご供養できるのが特徴と言えるでしょう。三十三回忌や五十回忌といった弔い上げの法要を終えたご先祖様を順々に纏めていくようにします。
また繰り出し位牌と同様に「先祖代々之霊位」という一つの本位牌にまとめる方法も一般的です。代々受け継いできた複数の位牌を整理したいとお考えの方には、有効な解決策となるはずです。但し先祖位牌に纏めるとそれぞれの位牌に刻んだ戒名が無くなってしまうため、過去帖などに書き写しておくと良いでしょう。手元にはご両親などの近い(最近の)ご先祖様を残し、遠い(古い)ご先祖様を纏めてしまうというのが自然な流れです。
位牌を小さくしたい際の具体的な手順
位牌を小さくするためには、ただ新しいものを買ってきて古いものを捨てれば良いわけではありません。
位牌には故人の魂が宿っているとされているため、正しい手順を踏んで供養を行うことが大切です。全体の流れを把握していただくために、基本的な手順を表に整理しました。
手順の順番 | 実施する内容 | 目的と意味合い |
第1ステップ | お寺への相談と位牌の準備 | 菩提寺の了承を得て新しい位牌を作る |
第2ステップ | 魂抜きと魂入れの法要 | 古い位牌から魂を移し、新しい位牌に宿す |
第3ステップ | 古い位牌のお焚き上げ処分 | 役目を終えた位牌を浄火で燃やして供養する |
この手順を間違えてしまうと、ご親族やお寺との間で予期せぬトラブルにつながることもあります。各ステップで気をつけるべきポイントを順番に解説していきます。
お寺への相談と新しい位牌の購入
位牌を小さく作り替える際は、まず菩提寺がある場合は法要の日程などとあわせて相談するのが適切です。そのうえで、新しい位牌の作成は仏壇仏具店や葬儀社などに事前に依頼しておきましょう。戒名やレイアウトの確認には、白木位牌やその写真を持参すると役立ちます。文字入れには通常1~2週間ほどかかるため、法要の日程から逆算して早めに準備するのが望ましいです。
古い位牌の魂抜きと新しい位牌の魂入れ
新しい位牌が手元に届いたら、お寺の住職にお願いして魂の入れ替えを行います。仏教の考え方では、購入したばかりの位牌は単なる木の札であり、開眼供養(かいげんくよう)と呼ばれる魂入れを行うことで初めて手を合わせる対象に変わります。それと同時に、これまでお祀りしていた古い大きな位牌から魂を抜く閉眼供養(へいげんくよう)を行う手順となります。
この二つの儀式を同時に行うことで、古い位牌から新しい位牌へとご先祖様の魂が移されるというわけです。法要は自宅の仏壇前で行いますが、お寺に位牌を持ち込んで本堂で行ってもらうことも可能です。お付き合いのあるお寺がない場合は、郵送で魂の入れ替えを行ってくれる供養の専門店もありますので、仏壇店や僧侶の手配サービスと合わせて検討するのが良いでしょう。
役目を終えた古い大きな位牌のお焚き上げ
魂抜きの法要を終え、ただの木の札に戻った古い位牌は、適切な方法で処分しなくてはなりません。多くの場合、魂抜きをお願いしたお寺にそのまま引き取ってもらい、お焚き上げ(おたきあげ)という形で焼却処分してもらいましょう。お焚き上げには、思い入れのある品を浄火によって天へ還すという意味合いが込められているためです。もしお寺でお焚き上げを受け付けていない場合は、仏壇店に引き取りを依頼するか、専門のお焚き上げ業者を利用するのも一つの方法と言えます。自治体のルールに従って家庭ごみとして処分することも法律上は可能ですが、心理的な抵抗を感じる方が多いため、専門の機関に依頼する方が安心できるでしょう。ご自身の気持ちが納得できる方法で、最後まで丁寧に見送ることが大切になります。
位牌を小さくする際にかかる費用の目安
位牌を小さく作り替えるにあたり、どのくらいの費用がかかるのか不安に感じる方は多いと思われます。新しい位牌の購入費用のほかにも、お寺へのお布施や古い位牌の処分費用など、いくつかの出費が伴います。目安となる費用の内訳と金額相場を一覧表にまとめました。
費用の項目 | 金額の目安 | 内容と備考 |
新しい位牌の購入と文字入れ | 1万円から5万円程度 | 位牌の素材やデザイン、サイズによって変動する |
お寺へお渡しするお布施 | 3万円から5万円程度 | 魂抜きと魂入れの法要に対する感謝の気持ち |
古い位牌のお焚き上げ費用 | 数千円から1万円程度 | お寺や専門業者に処分を依頼する際にかかる費用 |
合計すると、おおよそ5万円から10万円程度を見込んでおくと余裕を持って進められます。それぞれの費用項目について、どのような要因で金額が変わるのかを解説します。
新しい位牌の購入費用と文字の彫刻代
新しい位牌の購入費用は、選ぶ素材やデザインによって大きく異なります。塗り位牌は1万円台から10万円前後、唐木位牌も1万円台後半から10万円前後が目安です。戒名の文字入れは本体価格とは別にかかることが一般的で、1名分あたり5,000円~1万円前後が目安です。なお、夫婦位牌は本体が必ず通常位牌より高いとは言い切れず、主に文字入れ費用が2名分必要になります。繰り出し位牌は種類により、およそ2.5万円~7万円程度が相場です。
魂抜きと魂入れでお寺にお渡しするお布施
位牌の魂抜きと魂入れの読経をお願いしたお寺には、お礼としてお布施をお渡しします。お布施には明確な料金設定がないため悩まれる方が多いですが、3万円から5万円程度が相場とされているようです。
2つの法要を同時に行っていただくため、少し多めにお包みする地域も見受けられます。もし自宅までお越しいただく場合は、交通費として御車代(おくるまだい)を5千円から1万円程度別途お渡しする気遣いが必要です。金額に迷ったときは、親族の年長者に過去の慣習を聞いてみたり、率直にお寺へ皆様はどの程度包まれていますかと尋ねたりしても失礼にはあたりません。感謝の気持ちを伝えるためのものなので、ご自身の状況に合わせた額を準備することが推奨されます。
古い位牌をお焚き上げするための処分費用
魂抜きを終えた古い位牌を処分する際には、お焚き上げの費用が発生することが多いです。お寺にお焚き上げを依頼する場合は1万円程度が目安とされています。仏壇仏具店や葬儀社を通じて処分を依頼する場合は、1万円~3万円程度が相場です。ただし、これらの金額は処分費用のみであり、閉眼供養は前述のとおり別途お布施が必要になる場合が多い点にご注意ください。また、専門のお焚き上げ業者に依頼する場合は、位牌1柱あたり数千円から5千円程度の費用で受け付けてもらえることもあります。
オンラインで申し込み、郵送で位牌を送ることでお焚き上げを行ってもらえるサービスもあり、お焚き上げ証明書を発行してくれるところもあります。どの方法を選ぶにしても、比較的手頃な費用で対応してもらえるケースが多いため、安心してお任せできる依頼先を見つけることが大切です。
位牌のサイズを新しく選ぶ際の注意点
位牌を小さくする際、ただ小さなものを選べば良いというわけではなく、気をつけておきたい注意点やマナーがあります。位牌は仏壇の中心的な存在となるため、全体のバランスやご先祖様への配慮が欠かせません。具体的な注意点について、さらに詳しく見ていきましょう。
買い替える仏壇の内寸に合わせて大きさを決める
買い替える位牌の大きさを決める際は、まず仏壇を安置する場所や仏壇内部の幅・奥行・高さを確認することが大切です。位牌のサイズは「寸」で表され、1寸は約3.03cmですが、この寸法は位牌の総高ではなく札丈(札高さ)を指します。選ばれやすい大きさは3寸~4寸で、札高さに換算すると約9.09cm~12.12cmです。総高は位牌の種類によって異なるため、札寸と全長(総高)のどちらの表記かを確認して選ぶのが適切です。
しかし、位牌のデザインによっては飾りの部分が大きく、表記されている寸よりも全体の背が高くなることがあるため注意が必要です。仏壇に収めたときに、位牌の頭頂部と仏壇の天井の間に少しゆとりがある方が、見栄えが美しく仕上がります。購入前にメジャーで仏壇の内部を測り、位牌の全体寸法が確実に収まるかを確認するようにしてください。
ご先祖様の位牌より大きくならないように配慮する
仏壇の中にすでに別のご先祖様の位牌がある場合は、その位牌との高さのバランスに配慮することが望ましいとされています。古くからのしきたりでは、新しく作る位牌は、ご先祖様の位牌よりも高さを少し小さくするか、同じ高さに揃えるのがマナーと言えるでしょう。これは、家系の歴史においてご先祖様を敬うという目上の人に対する礼儀から来ている考え方だからです。
どうしても同じサイズで作れない事情がある場合は気にしすぎる必要はありませんが、基本の知識として覚えておくと良い判断材料になります。また、夫婦位牌を作る場合は、夫と妻で位牌の大きさに差をつけず、一つの位牌に並べて彫ることで対等な関係を示すことが可能です。ご家族の形や思いを反映させながら、調和のとれたサイズ選びを心がけていただければと思います。
まとめ
この記事の要点をまとめます。
位牌を小さくするには買い替えのほかに夫婦位牌や繰り出し位牌へまとめる方法がある
作り替えの際は菩提寺へ相談し魂抜きと魂入れの供養を行うことが推奨される
新しい位牌を選ぶ時は仏壇のサイズや先祖の位牌とのバランスに配慮することが大切である
生活環境の変化に合わせて位牌を見直すことは、決して悪いことではありません。ご自身の暮らしに無理のない形を整えることで、大切なご先祖様への供養を心穏やかに続けていきましょう。
しかし、古い位牌を整理する際には、魂抜きの供養を行うのが作法です。もし供養先に迷われているなら、「さくらサービス東京」へお任せください。由緒正しいお寺の住職が丁寧に供養を行い、位牌を纏めたり、古いお位牌のお焚き上げ等、先祖供養のサポートを致します。新しい一歩を踏み出すために、ぜひ一度公式サイトをご覧ください。
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