白木位牌の捨て方について。自分でできる処分の方法
- Shinji Iwata

- 2022年7月7日
- 読了時間: 6分
更新日:11月23日
白木位牌とは、四十九日法要まで使われる仮の位牌のことで、亡くなった方の戒名、生前の名前、享年などが記載されています。
黒塗りの位牌は仮の白木位牌に対して本位牌とよばれ四十九日の法要後から仏壇に安置して使用します。
本位牌が出来上がったあとの仮の位牌はどのように扱えば良いのでしょうか。
又、本位牌を作らない方が増えていますが、その場合は残った白木位牌をどの様に処分すれば良いのでしょうか?
仮位牌と本位牌との違いや、その役割についてと、自分でできる処分の方法について詳しく解説します。

●仮の位牌の役割
なぜ仮の位牌を四十九日の法要まで用いるのかというと、葬儀に使うお位牌を塗りで丁寧に作ると祭壇に乗せるのに間に合わないため、初めは仮の位牌を用意することに決まっているのです。
亡くなる前から亡くなった後のことを準備するのは良くありませんから亡くなった後でも間に合うように急ごしらえできる白木の位牌が仮の役割で作られるようになりました。
そのため白木位牌はすぐに準備できるようになっており、通常は葬儀を依頼すると、葬儀社が決まった流れの中で用意してくれます。

●仮位牌(白木位牌)の処分方法
葬儀から四十九日の法要までの間に用いられた仮位牌は、出来上がった本位牌と入れ替えに、役目を終えて処分することになります。
仮位牌には故人の魂が入っているため、処分する前にまずはその魂を抜く「お性根抜き」(おしょうねぬき)または「閉眼供養」(へいげんくよう)という儀式を行います。
この儀式は四十九日の法要を依頼しているお坊さんなどが執り行うのが一般的で、「お性根抜き」「閉眼供養」が終わったら、最後には「お焚き上げ」(おたきあげ)します。
「お焚き上げ」とは、炎によって故人を天に返すという供養で、こちらも葬儀をお任せしたお寺やお坊さんにお願いするというのが一般的です。
では白木位牌は自分で燃やして処分しても良いのでしょうか?
お位牌は「お性根抜き」「閉眼供養」が終われば魂が抜けた(礼拝対象ではない)ただの木の板と考えられるので、処分のための焼却をお寺ではなく自分達で行っても構わないとされています。
ただし最近は昔と違って焚火(たきび)をしたり庭で燃やしたりする、いわゆる野焼きは法律や条例によって制限されていて近隣に人家の無い山奥でない限り焼却することはできません。
またお寺であっても、すべてがお焚き上げを引き受けてくれるわけではありません。
最近は敷地内に専用の焼却設備を持っているお寺も増えましたので、お焚き上げを引き受けて頂けるか、まず確認・相談してみる必要があります。
ちなみに東京の中心部でも、大きな寺院や神社では、今でも敷地内で盛大にお焚き上げを行っており、仏壇などの大きなものも年間行事の一環として供養しているところがあります。

●処分の依頼先について
お世話になっているお寺が遠いなどの理由でお坊さんに処分を依頼するのが難しい場合は、仏具屋や仏壇店などで仮位牌の処分やお焚き上げを引き受けてもらえることがありますので相談してみてください。
ただし販売したお客様にしか、お位牌のお焚き上げを受け付けないといったお店も多いので要確認です。
また、供養の専門業者も居ますのでこちらも検討されることをお勧めします。
お位牌供養処分を専門に行っている業者は、お寺と協力して魂抜きからお焚き上げまで一括して行なっています。
本来なら菩提寺が個別に行う法要を、複数の供養の依頼を引き受けて合同でまとめて行うことで、お布施の負担も少なくしてお位牌の供養(処分)がリーズナブルにできるような仕組みになっています。
菩提寺がない、遠い、関係が薄れて頼みずらい、お布施が高すぎる、・・・などの理由からお位牌や白木位牌の処分に困っていらっしゃる方が大変増えています。
又菩提寺側も魂抜きのあとの白木位牌やお位牌の処分に困っていらっしゃるところもあります。条例や法律の規制によって、昔のように境内の野焼きで焼却処分ができなくなったことも一因です。
よって合同供養の業者のサービスを利用するのも今のライフスタイルの中では一つの選択肢ですし、利用者が増えていることからも今後も頼れるお勧めのサービスになると思います。
お位牌の供養を日本中から郵送で受け付けている「さくらサービス東京」
さくらサービス東京では、合同だからと言って供養の作法が異なるわけではなく、ひとつひとつのお位牌や供養品に対して個別に正しい作法で供養を行っています。
閉眼供養の様子。お位牌をひとつひとつ丁寧に魂を抜いていきます。
●仮の位牌を本位牌に交換する
四十九日の法要を終えたら仮の白木位牌から本位牌に魂を移し換えます。
仮位牌は魂抜きをしてお焚き上げを行い、このとき同時に本位牌に魂を入れる儀式を行います。一般的に、魂を入れる儀式は「魂入れ」や「お性根入れ」、「開眼供養」などとよばれており、この儀式も魂抜きと同じく葬儀を依頼したお寺やお坊さんにお願いするというのが一般的です。

●白木位牌の後の準備。本位牌は自分で用意する
通常本位牌は葬儀社では手配しないため自身で四十九日法要までに用意する必要があります。位牌は仏壇店・仏具店で制作販売されていて、本位牌の相場価格は1万円から5万円程度です。最近ではネット販売でいろいろなデザインを選べて製作期間も大幅に短くなっていますが、通常の店頭販売ですと注文してからおよそ10日前後が納品日数ですので間に合わなくならないように準備しましょう。

●まとめ
・位牌(白木位牌)は本位牌が届くまでのツナギです。葬儀から四十九日法要のあとは白木位牌は使いませんので「供養」すれば自分で処分することができます。
・「供養」は、信仰が無くとも社会的な慣習から、お寺のお坊さんに依頼し魂抜きの読教を行ってもらうことが一般的です。
・本位牌に交換する際に本位牌に魂を移しかえることで仮である白木位牌は魂抜きされます。魂の入っていない役割を終えた白木位牌はできればお焚き上げすることが望ましいです。※通常は魂抜きの儀式の後お坊さんがお寺に持って帰って処分してくれます。
・白木位牌のお焚き上げを依頼する先は、お寺の他に、仏壇店、仏具店、その他供養処分の専門業者がいます。
郵送で処分を受け付けてくれる業者もありますのでご利用を検討してみてください。
■お焚き上げ専門業者のご紹介
白木位牌のお焚き上げなら、さくらサービス東京。
自社運営の供養場にて由緒正しい住職が魂抜きの法要を行い、お焚き上げまで行います。
●料金:白木位牌の供養とお焚き上げ 1柱(本) 5,500円(税込)
※夫婦位牌、繰出位牌も1本5,500円です。(複数の戒名が入っていても1本と数えます)
●指定の住所に郵送して料金を銀行振り込みするだけで、正しい供養が行えます。

郵送するだけで魂を救う方法があります。さくらサービス東京







コメント