過去帖は捨てても良いもの? 役割と処分方法について解説します
- Shinji Iwata
- 2024年12月1日
- 読了時間: 5分
~過去帖の持つ意味と役割について~
ご両親から仏壇を引き継いだものの、中に入っている仏具について詳しくわからない——。
そんなお声を、私たちは日々たくさんいただいております。
特に「過去帖(かこちょう)」に関しては、
「これは何に使うものなの?」
「ただのノートのように見えるけど、捨てていいの?」
「位牌と何が違うの?」
といったご相談をよく受けます。
本記事では、「過去帖」の意味や役割、そして処分する際の注意点について、分かりやすくお伝えします。ご自身での対応が難しいと感じたときは、全国対応のさくらサービス東京がスムーズにお手伝いさせていただきますので、どうぞご安心ください。

過去帖とは?
「過去帖」とは、ご先祖様や亡くなったご家族のお名前、命日(亡くなった日)、戒名(法名)などを記した帳面のことです。仏壇の中に納められていることが多く、家族の歴史が手書きで丁寧に記されていることもあります。
ひとことで言えば、「ご先祖様の命日カレンダー」。毎年その日になると、過去帳を開いて手を合わせ、故人を偲ぶ——そのような供養のかたちが、特に浄土真宗を中心に大切にされてきました。
位牌と過去帖の違いとは?
多くの方が混乱されるのが、「位牌と過去帖の違い」です。
● 位牌(いはい)とは
故人一人ひとりの戒名・没年月日などが記された木の札で、魂を宿すものとされます。仏壇に安置して、日々手を合わせる対象として大切にされてきました。
● 過去帖(かこちょう)とは
複数の故人の情報を一冊にまとめた帳面です。浄土真宗では位牌の代わりにこの過去帳を用い、ご供養の中心に据える場合もあります。
仏壇の中に両方あることも多いため、「どちらが必要なのか」「処分するときはどうすればいいのか」と迷われるのも当然のことかと思います。
過去帖の処分について
「ただのノートのようだし、燃えるゴミに出してしまってもいいですか?」というご質問を受けることがあります。
たしかに、見た目だけを見れば紙製で、日付と名前が書かれた「記録帳」のようにも感じられます。
ですが、過去帳は仏具のひとつとして、扱いには十分な配慮が必要です。
仏教の教えでは、命日を記し、手を合わせるという「供養の気持ち」が何よりも大切とされています。過去帖は、その心を日々の暮らしの中で形にするための道具。ご家族の想いがこもっているものですので、「ゴミ」として処分することは避けるべきといえるでしょう。
処分するときの選択肢
過去帳を手放したいとお考えの際には、次のような方法があります。
1. お寺に供養をお願いする
菩提寺(お付き合いのあるお寺)がある場合は、住職に相談し、お焚き上げ供養をお願いすることができます。読経の後、丁寧に焼却してくださるお寺も多くあります。
ただし、「遠方にある」「関係が途絶えてしまった」「どこにお願いすればいいか分からない」といったお声も少なくありません。
2. 専門業者に依頼する
お寺への依頼が難しい場合や、仏壇・位牌・過去帖をまとめて整理したいとお考えの方は、ぜひ私たちさくらサービス東京にご相談ください。
専門スタッフが丁寧にお問合せ対応
合同供養によって丁寧に寺院僧侶による法要を厳修します
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魂抜きの供養とお焚き上げまで一括で引き受け1点5,500円(税込)です
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「誰かに頼ってもいいんだ」と感じていただけるような、そんな安心できるサービスを心がけております。
無理に処分しなくても大丈夫
過去帖や位牌の処分について、「すぐに捨てなければ」「正しく供養しなければいけない」と焦ってしまう方も多くいらっしゃいます。
ですが、気持ちの整理がついていないまま手放す必要はありません。
大切なのは、「この人を大事に思っている」「忘れないでいたい」というお気持ちです。その気持ちがあれば、形にこだわりすぎる必要はないと、私たちは考えています。
もし「自分では難しい」と感じられたときには、どうぞ遠慮なくご相談ください。
こんな方にこそ、お問合せ下さい
仏壇の中にあるものが何なのか、はっきり分からない
仏壇を整理するよう言われたが、どうすればいいか分からない
できれば家族に迷惑をかけず、自分で対応しておきたい
正しい方法で供養して、気持ちよく手放したい
ひとつでも当てはまることがあれば、さくらサービス東京がしっかりとサポートいたします。
まとめ
過去帖は、ご先祖様の記録がつまった大切な仏具です。単なる紙の帳面ではなく、家族のつながりや感謝の気持ちを表す、かけがえのない道具でもあります。
無理に一人で判断しようとせず、少しでも迷ったり、不安に思ったりしたときは、どうぞさくらサービス東京にお任せください。
仏壇・仏具・位牌・過去帖の整理は、供養を管理する人にとっては人生の節目のひとつです。
ご先祖様から引き継いだものを子孫に引き継ぐ、あるいは引き継がせないという決断の責任を負います。難しい判断ですが、モノではなく想いとして受け止めるべきです。
あなたのその決意に、さくらサービス東京は真摯に寄り添います。
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さくらサービスの供養場は、十三仏をご本尊としてどのような宗派の供養品でも対応できるように整えています。寺院は浄土宗と浄土真宗のお坊さんに供養を担当頂いております。
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